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ラウンドボタン

RoundButton は、完全に丸みを帯びた角でスタイル設定された標準の Button です。実際の形状は width および height プロパティによって異なります。それらが等しい場合は円になり、widthheight より大きい場合はピルまたはカプセル形状になります。

本質的にチェック可能な PillButton コンポーネントは RoundButton から派生しています。

基本的なラウンドボタンの例

RoundButton は標準の Button と同じように使用でき、その形状は寸法に適応します。

ピル形状 (幅 > 高さ):

qml
import QtQuick 2.15
import RinUI

// ...

RoundButton {
    text: qsTr("Submit")
    width: 120 // 幅が高さより大きい
    height: 40 
    onClicked: console.log("Pill-shaped RoundButton clicked")
}

主なプロパティ

  • radius: real - (背景の半径のエイリアス) 角の半径を制御します。RoundButton では、背景の radius は動的に height / 2 にバインドされ、完全に丸みを帯びた角を保証し、ボタンの高さに適応します。
  • text: string - ボタンのテキストラベル。
  • icon.name: string - ボタンの fluent アイコン名。
  • icon.source: url - ボタンのカスタムイメージアイコンの URL。
  • highlighted: bool - true の場合、通常 backgroundColor をテーマのプライマリカラーに変更します。
  • flat: bool - true の場合、通常は境界線を削除し、ホバーまたはハイライトされていない限り背景を透明にします。
  • enabled: bool - コントロールがインタラクティブかどうか。デフォルトは true です。

RoundButtonButton から継承されるため、すべての標準的な Button プロパティ(特定の状態の primaryColorbackgroundColor など)およびシグナル(onClicked など)が利用可能です。主な違いは、強制的に完全に丸められた背景です。

使用上の注意

  • 完全な円を作成するには、widthheight プロパティを同じ値に設定します。これらは多くの場合、アイコンのみのボタンに最適です。
  • widthheight より大きい場合、ボタンは自然にピルまたはカプセル形状になります。
  • PillButton コンポーネントは、特殊化された RoundButton であり、デフォルトで checkable 動作を追加し、その checked 状態を highlighted の視覚状態にリンクします。チェック可能なラウンドボタンが必要な場合は、PillButton の方が直接的かもしれません。

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