ハイパーリンク
Hyperlink コンポーネントは、リンクとして機能するテキストを作成するために使用されます。従来のWebハイパーリンクのようにスタイル設定され、外部リンクへのナビゲートやアプリケーション内のアクションのトリガーに使用できます。これは Button から継承され、デフォルトで flat: true および highlighted: true でスタイル設定されます。
URLへの基本的なハイパーリンク
デフォルトのWebブラウザで外部リンクを開くハイパーリンクを作成するには、表示用の text と openUrl(またはそのエイリアス url)プロパティを設定します。

qml
import QtQuick 2.15
import RinUI
// ...
Hyperlink {
text: qsTr("Visit RinUI Project")
openUrl: "https://github.com/RinLit-233-shiroko/Rin-UI"
}アプリ内アクション用のハイパーリンク
また、Hyperlink を使用して、onClicked シグナルを処理することにより、内部アプリケーションアクションをトリガーすることもできます。アプリ内アクションのみを実行し、URLにナビゲートしない場合は、openUrl プロパティを設定しないでください。

qml
Hyperlink {
text: qsTr("Go to Settings")
onClicked: {
// アプリ内の設定ページにナビゲートするロジック
console.log("Settings link clicked");
// 例: stackView.push(settingsPageComponent)
}
}主なプロパティ
text:string- ハイパーリンクの可視テキスト。openUrl:url- ハイパーリンクがクリックされたときに開く URL。デフォルトのonClickedハンドラは、この URL を外部で開こうとします。url:url-openUrlのエイリアス。enabled:bool- コントロールがインタラクティブかどうか。デフォルトはtrueです。
Button の派生コンポーネントであるため、icon.name、icon.source などの他のプロパティも使用できます。デフォルトのスタイル(flat: true、highlighted: true)により、典型的なリンクの外観になります。
シグナル
onClicked(): ハイパーリンクがクリックされたときに発行されます。openUrlも設定されている場合、デフォルトの動作はその URL を開こうとすることです。アプリ内ナビゲーションやその他のアクションのために、このハンドラにカスタムロジックを追加できます。